妊娠してから、食べるものの栄養が特に気になりだしてきた・・・という方は多いのではないでしょうか。
自分ひとりの体ではなくなった今、お腹の中にいる赤ちゃんを大切にする余り、食べるものを過度に気にしすぎてしまう人もいます。たまには気を抜きつつ、必要な栄養素もしっかり摂っていきましょう!
今回はそんな妊婦さんにとって特に必要な栄養素を5つご紹介いたします。
■妊婦さんはいつも以上に栄養をたくさん摂らなければいけないの?
答えは紛れもなく、YESです。妊娠してお腹の中に赤ちゃんがいると、お母さんは普段よりも栄養に気を遣うようになりますね。お母さんの摂取した栄養がお腹の赤ちゃんの栄養にもなるので、やっぱり栄養については考えなくてはなりません。そしてたくさんの栄養素の中から特に気を付けて摂取してほしいのが次に紹介する5つの栄養素です。
<カルシウム>
実は、妊婦さんだけではなく、女性は年齢を重ねていけばいくほどカルシウムを意識して摂取した方が良い理由があります。女性は年を重ねていくと骨の形成を促進するエストロゲンという女性ホルモンが減っていきます。このエストロゲンの減少によって骨粗しょうになる可能性が上がってしまうのです。
また妊娠や出産の時、女性の体の中ではたくさんのカルシウムが消費されます。妊娠している時はお腹の赤ちゃんの骨や歯を作るために通常より多くのカルシウムが必要になるからです。そして赤ちゃんに与えるカルシウムが不足すると、お母さんの骨や歯に貯められているカルシウムを赤ちゃんに運ぶようになります。副甲状腺ホルモンが働き、骨の中のカルシウムを溶かして外に出すのです。
<葉酸>
赤ちゃんの正常な発育に必要な栄養素で、妊娠前後に特にたくさん(通常時の2倍)必要になります。葉酸は、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれる水溶性ビタミンB群の一種です。細胞の生産に欠かせない栄養素で、胎児の脳の発育を助け、神経をつくる重要な働きをもちます。特に妊娠初期に必要とされ、不足すると「神経管閉鎖障害」という胎児の先天異常を発症するリスクが高くなります。
<鉄分>
妊娠中は自分と赤ちゃんのために血液を作らなければならないため、必要量も著しく増加(通常時の2倍以上)します。赤血球に含まれるヘモグロビンをつくる材料である鉄分。妊娠中は胎児に鉄分を取られるため、より多くの鉄分が必要になります。妊娠中の貧血はほとんどがこの鉄分が不足することで生じる鉄欠乏性貧血であり、「妊婦貧血」ともいわれます。妊婦貧血になると、酸素を運ぶ役割のあるヘモグロビンが減少するため全身に酸素不足が生じ、動悸や息切れ、めまい、体のだるさなどの症状があらわれます。
さらに、胎児に十分な酸素が行き渡らなくなり、発育に影響が出ることもあります。
<亜鉛>
体内にある300種類以上の酵素の成分である亜鉛は、細胞分裂を促して骨や皮膚の発育を促したり、免疫力を高めたりする働きがあります。不足すると、母体への免疫力低下やつわりの原因となるほか、胎児の成長にも影響を及ぼしかねません。妊娠時は1日に13mgの摂取が必要といわれています。
<マグネシウム>
カルシウムの吸収に欠かせないマグネシウムは直接的に赤ちゃんには関係はありません。ただ、カルシウムとマグネシウムは共役関係にあり、カルシウムは筋肉の収縮に、マグネシウムは筋肉の弛緩に関係していたり、どちらかを過剰に摂取すると、一方の栄養素が不足してバランスが崩れて体外に流出してしまったりします。
カルシウムをたくさん摂っても、マグネシウムも合わせて摂らないとカルシウム不足が進行し、血液中の濃度が低くなり、骨から溶け出してしまう現象が起こります。
そのため、骨がもろくなるなどの可能性もありますので、マグネシウムの摂取にも気をつけましょう。
いかがでしたでしょうか?妊婦さんは栄養素にいつもより、気にすることが多いとは思いますが、あまり気を張りすぎずにたまには好きなものを食べるなどくふうしてマタニティライフを過ごしてくださいね♫
ストレスをためすぎることも禁物ですからね。
最近は暑い日が続いていますので、体調管理にはくれぐれも気をつけましょう!
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