11月に入り本格的に肌寒い日が増えてきましたね。本日はそんな11月の旬の食べ物であり、お味噌汁に入れて食べるのがポピュラーな「なめこ」の魅力を解説していきます。
<なめこってどんな食べ物?>
なめこと聞くと、あのぬるぬる感を想像する方が大半ではないでしょうか?なめこはキノコ科の食べ物で、実は日本だけでなく台湾や他の国々でも食べられているんです。ちなみに「なめこ」という名前は、そのぬるぬるとした舌ざわりから「ぬめらっこ」とよばれていたものが「なめこ」に変化していったと言われています。現在では日常的に食べられており入手しやすいなめこですが、第二次世界大戦以前は栽培技術が確立されておらず、缶詰めのものが一般的だったそうです。そう考えると、お味噌汁の定番具材として定着したのは意外と最近なんですよね!
<なめこにはどんな栄養素が含まれる?>
□ムチン
なまこのあのぬめぬめの正体は、このムチンです!ムチンにはタンパク質の吸収を助ける効果や有害物質の解毒作用などがあります。あのぬめぬめには実は重要な栄養が含まれているということですね。
□食物繊維
食物繊維は皆さんも知る通り、腸内環境を整えて便の通りをスムーズにしてくれます。
□コンドロイチン
耳にしたことがある人も多いこちらの栄養素には、体内の様々な個所の水分を保持する効果があります。もちろん皮膚の水分もキープしてくれるため、アンチエイジングにもつながります。
□トレハロース
腸内環境を整える効果や、肌細胞を保護ずる効果のある栄養素です。
<日常的にはどんな良い効果があるの?>
⑴むくみの予防
⑵便秘解消
⑶ドライアイ予防
⑷風邪予防
⑸代謝UP
このように様々な効果のあるなめこですが、特にドライアイ解消と風邪予防のなどの粘膜保護の効果は、なめこ特有のぬめぬめ感をだずムチンによるものです。あの“ぬめぬめ”には非常に大切な効果がたくさん含まれていることが分かりますね!そのため、水洗いの際には落としすぎないように注意です。
11月が旬のなめこ、ぜひ積極的に食べるようにしてみてくださいね!