ニキビの色の秘密知っていますか？〜色別に見るニキビの原因と対策〜

女性の一生の天敵、ニキビ。いや、女性といわず全人類の天敵でもあるニキビ。思春期のときは、年齢のせいだと仕方なくやり過ごしていた方も多いと思いますが、思春期を過ぎてもまだまだニキビに悩まされている人も多いでしょう。『大人ニキビ』という言葉があるように、どの世代にもニキビになる可能性は０ではありません。

今回は、私たちの天敵であるニキビを今回は色別に分け、原因と対策をご紹介いたします。

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■ニキビの主な原因

色別対策法に入る前にニキビの主な原因から見ていきましょう。
ニキビは過剰な皮脂分泌、毛穴の出口が閉じてしまうこと、ニキビの原因菌（アクネ菌）の増殖の３つといわれています。

そもそも肌は、約２８日のサイクルで角質がはがれおちて新しい皮膚細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合、毛穴の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まってしまいます。

そうすると、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」が過剰に繁殖し、炎症を起こして発疹ができます。そう、これが、つまりニキビとなります。
角質の肥厚のみならず、皮脂が過剰に分泌しすぎると、毛穴を塞いでしまうのです。

■ニキビにも段階がある！

ニキビの変化を３段階にわけて見ていきましょう。

・白ニキビ

まず、１つ目の段階としてあれ？ニキビかな？と思うくらいの白ニキビです。
白ニキビはニキビの初期段階といわれています。毛穴に皮脂がつまり、古くなっている状態です。毛穴が完全にふさがって白く見えますが、かゆみや痛みはほとんどないはず。皮ふを新しくしていくサイクルであるターンオーバーが乱れることにより毛穴周囲の皮膚が厚くなり、ふさがった毛穴に皮脂や角質が詰まってしまうのが原因です。

ここできちんとケアできるかどうかが、ニキビを悪化させないための運命の別れ道です。白ニキビは名前の通り、発疹が白～乳白色に見えます。

・黒ニキビ

白ニキビが少し進行した状態のことをさします。皮脂が盛り上がって穴があくことでニキビ患部の被膜が開いてしまっているのが黒ニキビ。そこが空気にさらされ、酸化して黒っぽく変色したものなので、黒ニキビと呼ばれています。角栓が完全に塞がれてしまっているので、ニキビがかなり進行した状態ともいえます。

・赤ニキビ

一番気になってしまうのがこの赤ニキビ。黒ニキビがさらに進行、悪化したものです。毛穴に詰まった皮脂に雑菌や細菌が繁殖し、炎症を起こしてニキビ患部の周りが赤く腫れあがった状態です。触ってもポコッとしていて、触ってはいけないのに触ってしまいがちです。これがさらに化膿して黃ニキビと言われたりすることもあります。

■ニキビに負けない！日常生活の見直しをしましょう。

①美肌にここは欠かせない！”睡眠”

仕事に家庭に忙しい現代女性にとって最も乱れがちなのが、睡眠。睡眠時間が短いと肌の調子が悪くなり、ニキビもできやすくなってしまいます。どうしても睡眠時間が取れない人は、眠りの“質”を上げる努力をしましょう。お風呂はシャワーで済ませず湯船につかったり、寝室で眠りに効果的なアロマをたいて心を癒したりと、くふうが必要です。快適な自分にあう枕にするのもおすすめ。

②体の内側からニキビ肌を改善する！”食生活”

偏った食事は肌にとにかく悪影響を与えまくりなんです。とくに油分の取り過ぎはNG。発酵食品を中心に、日本人にあった食生活を心がけましょう。腸がきれいになることで、肌も比例します。

③心の不調は肌にも影響する！　”ストレス”

規則正しい生活をしていたとしても、心に大きなストレスを抱えていてるのは肌にとってもよくありません。自分がどんなことでストレス発散できるのかを理解しておきましょう。体を動かすこと、好きな音楽を聞くこと、お風呂にゆっくり浸かること。なんでも良いですので、ぜひ自分のための息抜きの時間をとるようにしてあげましょう！