夏本番かと思われるような天気が続いていますね。今年は、例年よりとても早い梅雨明けをしたと思えば、7月とは思えない暑さの日々が続いています。夏の肌荒れは日焼けだけかと思いがちですが、本日は日焼けに加えて様々な夏の肌荒れ、そしてその対策についてご紹介していきたいと思います。
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■夏の肌荒れの原因は?
肌荒れの原因=乾燥 といわれるくらい、乾燥は私たちの肌荒れに密接に関わっています。夏は秋冬と比べて、乾燥とは縁遠い季節なのでは?と考える人も少なくありません。実は意外なところに、夏の肌荒れの原因があります!まずは、このシーズンだからこその肌荒れの原因についてご紹介していきます。
(1)汗が原因!?ニキビやかゆみ勃発!
汗が肌に大きなダメージを与えることは少ないですが、特に敏感肌の方の場合、汗が刺激となることがあります。
汗にはアンモニアや塩分が含まれているため、汗をそのままにしておくとかゆみや赤みが起こり、肌トラブルにつながってしまうことがあるのです。
汗をかくとかゆみが起こりやすくなるのは、肌がアルカリ性に傾いてしまうことが大きな原因です。
また、汗をかくと肌がうるおったように感じるため、拭き取らずそのままにしていませんか?汗の主成分は水のため、汗が肌に留まったままだと水分を奪ってしまい、なんと乾燥肌の原因になってしまいます。この状態は、肌のバリア機能が低下している状態ですが、そこへ汗に含まれる塩分や尿素、雑菌などが浸入すると、ニキビを始めとする肌荒れが起きやすくなるのです。
(2)エアコンの当たりすぎが原因!?室内にいるときも注意!
冷房をつけた空間は、空気中の水分量が減るため乾燥しがちです。肌に最適な湿度を下回ってしまうことが多々あるといわれています。また、外の気温と室内の気温に差があり過ぎると肌への影響も大きくなるので、自分でできる範囲で体温調節もしていきたいですね。
特に暑くジメジメした外から冷えた室内に入ると、体が急激に冷やされ体温調整が不安定になります。その影響で、抵抗力が落ちたり、風邪を引きやすくなったり、肌が荒れたりしてしまうのです。
夏の強烈な日差しで肌は弱っていますから、冷房の影響はかなり大きいのです。
外に出ているときは日傘や日焼け止めなどで対策している方も多いかもしれませんが、落とし穴はなんと室内にあります。
(3)紫外線にはとことん注意!
そしてやはり、みなさん記憶にあたらしいのが紫外線ですね。紫外線は夏になれば、誰もが気にするホットワードです。意外なことに紫外線はあの乾燥とも深いつながりがあります。
微量な紫外線であっても繰り返し浴びていると、内部への侵入を防いで肌を守ろうとするため、肌の表面は余分は角質が滞った「角質肥厚」という状態になってしまいます。一方、内部はバリア機能が低下して水分が蒸散しやすくなるために、より乾燥が進んでしまうのです。
バリア機能が低下した肌はとても無防備で、刺激を受けやすい状態に。
内部に紫外線が、簡単に侵入するので、乾燥はさらに進み、炎症が発生します。それがきっかけとなってメラニン色素が過剰に生成され、肌表面に色素沈着を起こしてしまいます。
■正しい紫外線対策
紫外線対策で最も有効なのはやはり、日焼け止めを活用すること。これにつきるでしょう。
日中、外に出ないということももちろんとても大切なことですが室内にも落とし穴がありましたね。
そして、日焼け止めは仲の良い友人が気に入ったからと言ってそれがご自身に合うかどうかというのはまた別に話しになりますので、ぜひ試し塗り等をして自分にあった最適な日焼け止めを使ってくださいね。
ただし、日焼け止めを塗りまくってオフしないというのも考えもの。
お出かけが終わったら日焼け止めをすぐにオフしてお肌を休めてあげましょう。
その際に、天然由来成分100%の化粧品を使うこともおすすめです。
天然由来成分が豊富に含まれた化粧品や美容液を使用することもは肌力を高めること繋がるとともに肌をしっかり休ませてくれます。化学成分が含まれた化粧品や美容液などは一時的には肌をキレイに見せてくれますが、肌本来が持つ自然治癒力が衰退し、肌が怠けてしまいます。肌の力を強めていくことで、夏本番もいきいきとしていきたいですね!